南会津町にある
湯ノ花温泉に行ってきました。
南会津町と言っても何かぴんと来ないのは私だけでしょうか。
合併してずいぶん年月が経ちますが、舘岩村の方が何となくイメージが湧きやすいです。
それはさておき、今回は気合を入れて4つの共同浴場(湯端の湯・天神の湯・弘法の湯・石湯)を巡ります。
まずは星商店で共通入浴券を購入します。(民宿いせや、ふじや等でも購入できます。)
4つの共同浴場に入れる1日券で、何と200円也!
平日の午前中ということで訪れる人も少なくて、車は星商店さんの駐車場に置かせていただきました。
共同浴場は割と狭い範囲に集中しているのですべて徒歩で巡ることができます。
雪も思っていたよりもずっと少なくて、長靴でなくても大丈夫でした。
4つの湯はすべて無色透明、無味無臭のやわらかなさっぱりした良いお湯でした。
最初に
石湯へ向かいます。
石湯への案内がありますが、この先の湯ノ岐川に架かる木橋が通行止めのため少し迂回します。


石湯は2019年の台風19号で流失し、同12月に再建されたばかりでまだ木の香りがしました。

大きな石の一部が湯小屋に入り込んだスタイルや内部の造りなど、流失前の構造が再現されているようです。(おそらく土台や床、浴槽は以前のままだと思われます。)
入口の引き戸を開けるとすぐ目の前に浴槽があって、左手奥に脱衣スペースがあります。

混浴なので女性にはちょっとハードル高めの印象でした。

浴槽は2つ、大きい方に豊富な湯が注がれ、激熱で体が真っ赤になりました。(飯坂温泉の共同浴場みたいな感じです。)
造り付けの衝立の陰にある小さい方には、大きな浴槽から湯が流されて、ちょうど良い湯加減でした。
次に
天神の湯に向かいます。
橋の袂の小さなスペースに建っています。

入口の引き戸を開けるとすぐに脱衣スペース、その奥に浴槽という造りです。

ここも混浴なので女性にはちょっとハードル高めかもしれません。


浴室から入口の方を見るとこんな感じです。
湯加減はちょうど良くて、ゆっくり浸かることができました。

裏側です。
次は
湯端の湯に向かいます。
ここだけ少し離れた場所にありますが川沿いに景色を楽しみながら歩くとすぐに到着です。


ここは男女別ですが、加えて地元の方専用の浴室がありました。

先客がいたので浴室の写真はありません。
掛け流す源泉の湯量がうまく調節されていて、ちょうど良い湯加減でした。
最後に
弘法の湯に入ります。
集落の中心に位置し、星商店からすぐの場所で、唯一トイレ、コインロッカーがあります。

入口を入ると広めの休憩スペースがあって、そこから男女別の脱衣所/浴室に入ります。


浴槽も大きめでシャワー付きのカランもあり、少しだけ観光客を意識した造りになっていますが、良質な掛け流しのお湯は他と同じです。

共通入浴券は最後に入った浴場の回収箱に入れて帰ります。
各浴場ともに掃除が行き届ききれいに維持管理されていました。
感謝の気持ちをもって入らせていただきたいと思いました。