不調となっていたiiyama MC700UDV(購入2001/02)の改造を行った。
マザーボードとCPUという主要部品の交換であり、改造と言うよりは別物に生まれ変わるといったほうが適切である。
マザーボード:GA-60MM7(i815+ICH) → P5KPL-VM(G31+ICH7)
CPU:Celeron700MHz(Coppermine) → Pentium4 2.8GHz(Prescott)
型番からわかるとおりGA-6OMM7はGIGABYTEのSoket370マザーで、PC専業ではないiiyamaは調達したパーツをアセンブルし自社ブランドで販売したという構図である。

さて、パフォーマンスはこれまでのCeleron700MHzと比較して500%向上した。
クロック比以上の性能差はさすがPentium4である。
今回の大改造は大成功であった。
Pentium4を提供してくださった猫旅おばら氏に感謝である。
改造に際して1つだけ予定を変更した点がある。
搭載されていた電源は135W、Celeron700MHzには十分なのかもしれないが、2.8GHzのPentium4(Prescott)用としては何とも心もとないので、ここは奮発して強化することに。
300W程度であれば十分だと思われるのだが、ショップに適当なのが無かったので400Wの製品を購入。
まあ、電源は基本ということで安心料である。
ちなみに、マザーボードが違うので単純には比較できないけれども、ベンチマーク(CrystalMark09)を走らせて、各マシンのCPU絡みのパフォーマンスを比較してみた。
1 Celeron 700MHz GIGABYTE GA-6OMM7(i815+ICH)
2 Pentium4 2.8GHz ASUS P5KPL-VM(G31+ICH7)
3 Core 2 Quad(Q6600) 2.40GHz ASUS P5K-E(P35+ICH9R)
Core 2 Quad 2.40GHzを100%としたとき、Pentium4 2.8GHzは25%、Celeron 700MHzは5%であった。
OSのインストール後12時間ほど通電しているが、今のところ特に問題は無いようだ。
めでたし、めでたし。\(^o^)/
これは今回引退したマザーボードGA-6OMM7です。
電解コンデンサが液漏れを起こしています。( ̄▽ ̄;)

お亡くなりになるのも時間の問題だったようです。
古いパソコンを使用している方は、一度点検してみたほうが良いかもしれませんよ。
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こちらこそ色々とお気遣い頂き恐縮ですm(_ _)m
それにしても、CPUの進化は驚くべきスピードですね。
実は大多数のユーザーが求めているCPUスペックって、P4以下(もしくは同等)のような気がするんですが・・・
我が妹邸では化石と化したアスロンXP2000+をまだ使っています。
WEBとMSオフィスのみの使用ですが、まったくストレスを感じていないとのことでした。
会社のPCに至ってはP2をまだ使っています(^-^;;
メーカー側としてはハイスペックなものを競争して作らないと存続に係わるのでしょうけど、一般ユーザーはあまり関係ないんでしょうね。
もちろん低機能ですが、かつてMS-DOSなんか8086でサクサク動いてましたよ。
今回のPCは喜寿を過ぎた老人が使うので、処理速度、特にレスポンスが重要なんです。
マシンがどういう状態なのか全く理解していないので、クリックしてすぐに反応が無いと、失敗したと思ってまた何度もクリックしちゃうんです。(笑
NT系ならまだしも9x系だったらフリーズすること請け合いです。(^^;
使い慣れた人なら少々処理が遅くてもダマシだまし使えるんですけどねー
今回P4の導入に併せてXPもクリーンインストールしましたのでサクサクです。
これでしばらく大丈夫だー\(^o^)/