構造は至って簡単。
色ごとに分けられたスペースにスポンジが入っていて、インクが染み込ませてある。
う〜ん、これで1,500円は納得いかない、せいぜい300円が適正価格だよ。
そして悪名高いICチップ。
メーカー曰く「インク残量を正確に記憶するため、インクカートリッジの途中交換や一度外したインクカートリッジの再装着が可能」。
要は、センサーなどでカートリッジ内のインクの量を把握するのではなく、プリンタ側で印刷データからインクの使用量を計算し、これに書き込んでおくというもの。
一旦「残量ゼロ」の状態になると、たとえ詰め替えインクを注入しても、チップが「インク残量はゼロ」と主張するので使えないのだ。
巷には、このチップをリセットする機器も存在しているようである。
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なるほど、勉強になりました。
そして、EPSONは「故障の原因になる」と、あくまで純正品以外の使用を認めないのに対して、Canonは特に何も言わず「他社製インクもどーぞお使いください。でも、それで故障したらお客様の責任ですよ。」というスタンスの違いも面白いところです。