2006年01月12日

インクカートリッジ

以前使っていたエプソンのPM-900C用のインクカートリッジを分解してみた。
インクカートリッジ  分解したもの
構造は至って簡単。
色ごとに分けられたスペースにスポンジが入っていて、インクが染み込ませてある。
う〜ん、これで1,500円は納得いかない、せいぜい300円が適正価格だよ。
intellidge
そして悪名高いICチップ。
メーカー曰く「インク残量を正確に記憶するため、インクカートリッジの途中交換や一度外したインクカートリッジの再装着が可能」。
要は、センサーなどでカートリッジ内のインクの量を把握するのではなく、プリンタ側で印刷データからインクの使用量を計算し、これに書き込んでおくというもの。
一旦「残量ゼロ」の状態になると、たとえ詰め替えインクを注入しても、チップが「インク残量はゼロ」と主張するので使えないのだ。
巷には、このチップをリセットする機器も存在しているようである。
posted by サニパン at 19:42| Comment(2) | TrackBack(0) | PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いやぁー、そういう仕組みでしたか。
なるほど、勉強になりました。
Posted by 山散人 at 2006年01月12日 21:07
今使っているCanonのインクカートリッジ(インクタンク)も、高すぎるのは一緒ですが、透明なので、インクの減り具合が目で見て確認できるのと、補充可能なのは、EPSONより良心的かもしれません。
そして、EPSONは「故障の原因になる」と、あくまで純正品以外の使用を認めないのに対して、Canonは特に何も言わず「他社製インクもどーぞお使いください。でも、それで故障したらお客様の責任ですよ。」というスタンスの違いも面白いところです。
Posted by サニパン@管理人 at 2006年01月14日 21:24
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