灰箱の4辺を支える角材がそれぞれ側面に釘で止められているのですが、釘が緩んだり角材が割れたりして高さが揃っていない状態でした。
銅製の灰箱(+灰+五徳+鉄瓶+炭など)の重量が4辺に均等に掛からないため、灰箱に歪みが生じてその縁部分に余分な力が掛かり損傷につながったのかもしれません。(先日補修した部分)
ということで既存の角材を一度全て取り除き、傷みが激しいものは新しい角材で作り直すことにしました。
(補修前)
(補修後)
外からは見えない部分なので適当な廃材など有り合わせのものを使用しました。
さらに灰箱を下から支えるために木片が入っていたのですが高さが低くて全く役に立っていなかったので角材を使って新規に作成しました。
以上で長火鉢の心臓部である灰箱周りの補修は終了ということにします。
次回「木工/家具屋さん編」第2弾は動きが悪くなってしまった引き出し部分の修理・調整をしたいと思います。